新生児の育児の楽しみ方【怖いから楽しいへ】お世話が辛いなんてもう言わない!

『赤ちゃんのイメージは?』と言われて皆さんがすぐに思いつく赤ちゃん像は

「ほっぺがふっくら」

「手足がちぎりパンのようにムチムチ」

というような、ふっくらでムチムチのミルクのいい香りがする赤ちゃん。
子供番組やテレビのCMなんかに出てくる赤ちゃんをイメージしちゃいますよね!

ですが、自分がママになっていざ、赤ちゃんと対面してみると
イメージしていた赤ちゃんとは違っていて、驚いた方も多いのではないでしょうか。

生まれたての赤ちゃんはとっても小さくて、手足や指はとても細く、
顔に肉があまりついていないので表情が突っ張っているように見えたりもします。
想像していた赤ちゃんのイメージとは違っていますよね。

『首も座っていない』『体はふにゃふにゃ』
そんな生まれたばかりの赤ちゃんを見ると

『小さくてどう抱っこしてあげたらいいのか、わからない』

『首がまだ持てないって、不安』

などといった不安も出てきて、新米ママや新米パパは
「新生児のお世話をするのが怖い」と感じることもあるでしょう。

ですが、この記事を読めばもう大丈夫です!!!
正しいお世話の知識を身につけて、新生児育児を「怖いから楽しい」と思えるようになりましょう。

 首が座っていない新生児の基本的な抱き方

■横抱き編


・赤ちゃんを腕に沿わして抱っこする方法です。ここでご紹介するのは右利きです。

①赤ちゃんと向き合い、首の下に右手を入れる

②手のひら全体で赤ちゃんの首と後頭部を支えて上半身を持ち上げる

③左手を赤ちゃんの股の間に入れ、手のひら全体でお尻を支える

④赤ちゃんの身体を支えながら、ゆっくり体全体を持ち上げて胸元に抱える

⑤右手をゆっくりずらし、赤ちゃんの頭を肘の内側に乗せる

⑥左手は広げて赤ちゃんのお尻から背中を支えるようにずらし、右手とクロスする

⑦赤ちゃんを自分の身体に密着させるように抱き抱える

■縦抱き編


・赤ちゃんを体の正面で縦向きに抱っこする方法です。
首が座らない新生児期でも、縦に抱っこしても問題ありません。
首をしっかり保持しながら、次の手順を試してみて下さい

①赤ちゃんと向かい合い、両脇に両手の親指を上に立てたまま差し入れる

②両手の人差し指から小指までを使い、赤ちゃんの後頭部を包むように支えてゆっくりだけあげる

③赤ちゃんの顔を自分の左肩付近に当て、お腹を自分の体に密着させる

④左腕をゆっくりずらして、お尻全体を支えるように抱き込む

⑤右手をずらして赤ちゃんの後頭部から首を支える

■ 赤ちゃんを抱っこする際の注意点!

・赤ちゃんを抱っこする為の注意点は『赤ちゃんの身体に負担をかけないこと』です

【新生児の赤ちゃんの抱っこが不安なママへ】

新生児だからと言って抱っこを怖がる必要はありません。
赤ちゃんが生まれたばかりなのと一緒で「パパもママも親として1年生」です。
たくさん抱っこをして、抱っこ上手になりましょう!
上手くいかなくても良い。大切なのは、赤ちゃんと関わろうとする気持ちです。
抱っこをするのが上手でなくても、赤ちゃんと体を密着させることで
あなたのぬくもりが赤ちゃんに伝わり、自然と赤ちゃんも安心してくれます。
何度も抱っこをしているうちに、赤ちゃんもママの匂いと声を覚えて、安心してくれることでしょう!

次第に、赤ちゃんの体重も増えて
顔や体もふっくらしてきて、首も持てるようになり抱っこが楽になってきますよ!

新生児 赤ちゃんの着脱

■【前開きタイプ】肌着やベビードレス など


①布団やマットの上に、洋服と肌着を重ねて広げます

②肌着の袖を洋服の袖に通しておきます

③赤ちゃんをその上に寝かせます

④赤ちゃんの腕を袖にゆっくり通します

⑤肌着が赤ちゃんの体にフィットするように、前をとめていきます

⑥洋服の前のスナップを止めれば完了

■【肩開きタイプ】ボディースーツやカバーオール など


①ズボン部分、または、股部分のスナップを全部外します

②肩の部分を大きく広げ、しっかりと首を支えながら、Tシャツと同じように

赤ちゃんの頭を通します

③腕を袖に通します

④股のスナップを止めれば完了

⑤肌着が赤ちゃんの体にフィットするよう前を止めていきます

 ■新生児期の着脱で注意するポイント


・『腕や足は強く引っ張らない』
ちょっと力をこめて引っ張っただけでも関節が外れてしまうこともあります。
手首や足首を優しく支えて、袖や、裾のほうを通すつもりで

・『ママが余裕を持つこと』
ママの焦りやイライラは赤ちゃんに伝わります。
赤ちゃんに話しかけたり、楽しい雰囲気で着替えさせましょう。

■【着脱を楽にするプチスゴ技!】

あらかじめ短肌着と上の洋服を2枚を重ねておきましょう!
そうすると2枚を一気に着ることが出来るので、お着替えも短時間で済ますことが出来て、
赤ちゃんもママも負担がかかりません!!
是非、試してみてくださいね!

【赤ちゃんの泣き声に不安を感じるママへ】

赤ちゃんは泣くことが唯一の自己表現の手段です!!!
パパやママは、初めてのことで

「何を求めているのかわからない」
「抱っこをしても泣き止まない」
「ミルクはたくさん飲んだのに」 と

言葉が通じない赤ちゃんとの生活に慣れるまでは、不安かもしれません。
赤ちゃんは、『不快』の感覚がはっきりしています。
空腹や暑い寒い、おむつが濡れて気持ちが悪いなどの、
赤ちゃんが不快と感じることを泣くことで表現します。

欲求が満たされると次第にママやパパが不快を取り除いてくれる人だとわかるようになってきます。

三児の子育てをしている、私も最初から上手に、育児が出来ていたわけではありません。
赤ちゃんに大泣きをされて、あたふたしていたのを今でも覚えています。笑

赤ちゃんが成長するにつれて、パパやママも経験しながら成長するので大丈夫!!
始めは、みんな一緒です!!

【新生児期もあっという間に過ぎていく】

赤ちゃんは、生後1ヵ月で体重が約1キロ程増えます
生後3ヶ月では体重が倍になり手足モチモチの顔がパンパンの
一般的な赤ちゃんのイメージ通りの体型になります。

新生児の頃、赤ちゃんを抱き上げるのが怖かったママも、
時が過ぎると、とっても貴重な時間だったんだなと実感します。

まとめ

赤ちゃんの正しい抱き方 は
「縦抱き」と「横抱き」共に赤ちゃんの身体に負担をかけないように、
『赤ちゃんの背骨の自然なC字カーブと、足のM字型の開きをキープするイメージで抱っこ』してあげましょう。

それでも赤ちゃんの抱き方が、不安な方は産婦人科や看護師さんに納得いくまで聞いてみましょう。

赤ちゃんの着脱 は
「腕や足は強く引っ張らない」「ママが余裕を持つこと」を
意識して赤ちゃんに話しかけながら、着脱してみましょう。

「泣くこと」
赤ちゃんは、泣くことが唯一の自己表現方法です。
「空腹・暑い・寒い・おむつが濡れて気持ち悪い」といった『不快』を感じて泣くことが多いので、
赤ちゃんが泣いた時は、その不快の原因を考えてみましょう。

新生児育児は、何も怖くありません!!
新生児は1日のほとんどを寝て過ごすため、
「抱き方」「着脱」「起きている時間の過ごし方」を覚えることで
『育児が楽しい』と、少しずつ思えてきますよ!

始めは、不安に思うこともあるかもしれませんが、周りの家族を頼りながら、
「1ヶ月しかない貴重な新生児育児」を楽しんでみてくださいね!