【新生児の外出がダメな理由は?】外出する場合に気を付けるべき3つのポイント

赤ちゃんが生まれてしばらくは、お家でゆっくり過ごします。
可愛い新生児との幸せな時間。

ですが、ずっと家にいると息が詰まることも…。
「ちょっと買い物に行きたい。」
「息抜きにお散歩でも…。」
そう考えることもありますよね。

・新生児は外出しない方が良いって聞いたけど…
・いつからなら、お出かけしても良いの?
・どうしても外出しないといけないけど、何に気を付けたら良いのかな

私も、赤ちゃん連れでの外出に迷うことがありました。
「オムツが足りない!」
予想以上の減りでストックが無くなってしまい、買い物に出かけなければなりません。
でも、赤ちゃんはまだ生後3週間ほど。ホヤホヤの新生児です。

こんな時、どうしたら良いでしょう?

この記事では、私と同じように、新生児の外出に悩むあなたの疑問や不安を解消していきます!

まずは、「新生児の外出がダメな理由」について解説します。
これを踏まえて、「新生児と外出する時に気を付けるべきポイント」をお伝えします。

ご一読いただければ、ドキドキの赤ちゃんとの外出も、不安なく楽しめるはずですよ。

【新生児の外出】ダメな3つの理由

免疫力が弱いから

新生児は免疫力が弱いため、感染症にかかりやすい状態です。

でも「生後半年くらいは、ママからもらった免疫があるから風邪を引き辛い」とも聞きますよね。
確かにそうなのですが、それはママが経験した病気に対する免疫のみ。
その時期に流行っている風邪など、ママがかかったことのないウイルスには感染してしまいます。

新生児に感染すると、重症化する恐れがあります。
それが出産後で免疫の落ちているママに移ると、ママも重症化
ワンオペであれば特に、具合悪い赤ちゃんを、具合悪いママがお世話をする事態に。

私の体験談ですが、まさしく地獄絵図…
風邪を引かせてしまった申し訳なさと、自分も風邪なのにお世話して良いのかという不安と…
寝不足や疲れで、全く治らない。
病院通いも大変だし、楽しみにしていたお出かけは何処へ…

赤ちゃんとママの健康のためにも、外出は慎重に考えた方が良さそうですね。

体温調節が難しいから

新生児は、体温調節機能も未熟です。

暑いところへ行けば、体温も上がります。
寒いところでは、体温も下がります。
こういった気温の変化で、体調を崩してしまう可能性があります。

また、肌も弱いため、紫外線による負担も心配です。

新生児が外出するのは、身一つで富士山に登るようなもの。
外の気候への対応は難しく、赤ちゃんには刺激が強すぎることが分かりますね。

首がすわっていないから

赤ちゃんと外出する時の移動手段は、何を予定していますか?

・新生児から使える抱っこ紐
・ベビーカー
・車(ベビーシート)

どれも便利ではありますが、長時間の使用は、首のすわっていない赤ちゃんには負担がかかります。

私は、初めての外出では、新生児は横抱きで使える抱っこ紐を使いました。
赤ちゃんも気持ち良さそうにぐっすり!
ただ、横抱きだと幅があるので買い物するのは大変。
腕に荷物をかけて、両手で抱っこ紐を支えると、帰ってくる頃には手がパンパン。
一人で用事を済ませるのには不向きみたい…

この経験から、二人目の時は、新生児から縦抱きで使える抱っこ紐を選びました。
コンパクトだし、安定して両手が空くので良い感じ!
でも、次第に赤ちゃんの首が沈んでいって苦しそう…

ベビーカーにもお世話になりました。
赤ちゃんを置けるので、とても楽!
でも、実際にスーパーまで歩いてみると、地面がガタガタ!
今まで気にも留めなかったところに、段差が!
こんなに揺れたら、赤ちゃんが心配…

と言うことは、やはりが安全かしら?
いえいえ、車でもちょっとした段差で結構揺れるものです。
赤ちゃんの体勢も、段々と窮屈そう…

首もすわっていない新生児の外出は、移動の点からも、避けた方が良さそうですね。

ここまでをまとめると、新生児の外出がダメな理由は、こちらの3つです。

・感染症への免疫力が弱く、重症化の恐れがあるから
・体温調節が難しく、外の気候に対応できないから
・首がすわっていないので、長時間の移動は負担がかかるから

体が未熟な新生児には負担が大きく、出来る限り外出は避けることをおすすめします。
一般的には、一ヶ月健診を目安に、外気浴→近場のお出かけ→遠出と、徐々に慣らしていきます。

外出が必要な場合でも、緊急でなければ、赤ちゃんを外に出さずに済む方法を考えましょう。

赤ちゃんの外出を避ける方法

・身近の人に、代わりに用事を済ませてもらう
・赤ちゃんを預けて、ママだけ外出する
・ネットスーパーやデリバリーを利用する
・お家の中でも気分転換できるよう工夫する(軽くストレッチをする、テレビ電話で友人と話すなど)

それでも、「外出しなければならない!」というママもいると思います。
私もそうでしたから。
ワンオペで、赤ちゃんを連れて行くしかない、ということもありますよね。

ここからは、新生児と外出する場合に気を付けるべきポイントをお伝えします。

【新生児の外出】気を付けるべき3つのポイント

人混みの多い場所・時間帯は避ける

感染症対策のため、人混みは避けましょう。

避けた方が良い場所

・人混みの多いショッピングモール
・人混みの多い時間帯のスーパーや飲食店、フードコート
・人が密になりやすい公共交通機関

外出に適した気候の時間帯を選ぶ

新生児は体温調節が未熟なため、外と中との気温差が少ない時間帯を選びます。
季節により、外出に適した時間帯は変わります。

・夏:朝や夕方の、涼しい時間帯
・冬:気温が上がるお昼過ぎ
・春、秋:お昼~夕方

また、赤ちゃんの体温を小まめに確認しましょう。

赤ちゃんの体調チェックポイント

・手足が暑くなったり冷たくなったりしていないか
・汗ばんでいないか
・顔色は悪くないか(真っ赤になっている、青ざめている、など)

夏でも、冷房の効いたスーパーで体が冷えてしまうことがあるので要注意です。

赤ちゃんの様子を見ながら、帽子やブランケットなどで、調節してあげましょう。
直射日光が当たらないように、日焼け対策もしてあげてくださいね。

短時間で済ませる

赤ちゃんに負担がかからないように、外出は短時間で済ませましょう。
たとえば、私は外出が必要になったときは、このようにしていました。

・遠いスーパーより、近くの薬局
・お店で食べるより、テイクアウト
・一度に用事を済ますより、二度に分ける

あなたの住んでいる環境や状況にあわせて、短時間で済ませるための工夫をしてみてください。

また、赤ちゃんとの外出では何かとバタバタしがち。
初めての育児では、準備の段階で、既に一杯いっぱい!
お店でも赤ちゃんに気をとられて、買うべきものを買わずに帰ってきた…なんてことも。

最後に、外出を短時間で、楽に済ませるためのコツを紹介します。

外出のコツ

・事前にお出かけセットを作っておく
・買う物をメモして、持っていく
・お会計はクレジットや電子決済がおすすめ

まとめ

新生児は、免疫力や体温調節機能が未熟で、首も座っていません。
赤ちゃんに負担をかけないよう、外出は出来る限り避けた方が良さそうです。

赤ちゃんとの外出は、もう少し先まで、楽しみにとっておきましょう。
外出が必要な場合は、人混みを避け、過ごしやすい時間帯に、短時間で済ませてください。

赤ちゃんとママの無理のない範囲で、外出を楽しんでくださいね。