抱っこじゃないと寝ない!おろすと起きてしまう場合の寝かしつけ方法を紹介!

夜はベッドや布団で寝てくれるのに、お昼寝は抱っこじゃないと寝てくれなくて困っているあなた。

唯一休憩や好きなこと、家事ができる赤ちゃんのお昼寝時間に、抱っこじゃないと寝てくれないとしんどい気持ちになってしまいますよね。

「抱っこも今しかできない」
「赤ちゃんの抱っこでの寝かしつけも貴重な時間」
という気持ちもあるかと思います。

しかし、育児は365日24時間体制なので体力勝負です。

抱っこじゃないと赤ちゃんが寝てくれない場合、ままの体力も限界が来てしまうこともあるでしょう。

そこで今回はなぜ昼寝時間は抱っこじゃないと寝ないのかを解説します。
また、抱っこ以外で寝かしつける方法も紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね!

赤ちゃんが抱っこじゃないと寝ないのはなぜ?

抱っこじゃないと昼寝をしてくれない日が続くといつになったらベッドや布団で寝てくれるのか不安にもなってくると思います。

そこで、なぜ赤ちゃんが昼寝では抱っこじゃないと寝てくれないのかを解説していきます。

抱っこは密着するので赤ちゃんは安心する

赤ちゃんにとってママに抱っこされることはとても心地の良いことです。
ママの抱っこでは、お腹の中にいたときから聞いていたママの心音が聞こえてきて安心できます。

そのため、良い気持ちで安心して寝ているのにベッドに置かれると安心できる心地の良い場所から離され不安になって起きてしまいます。

心地の良い場所からいきなり離されると大人でも眠気が冷めることがありますよね。

赤ちゃんも同じで、それほどママの抱っこが心地が良く、安心しているということですね!

抱っこからおろすと起きてしまうのは背中スイッチが原因

「背中スイッチ」とは抱っこして寝ている赤ちゃんを布団やベッドの上に寝かせた途端に、起きて泣き出してしまう現象です。

まるで背中にスイッチが付いているかのように、ベッドや布団に置くと起きてしまうことからつけられています。

赤ちゃんが起きてしまうと寝かしつけをまた一からやり直さなくてはいけないので、多くのママが悩んでいます。

〈背中スイッチの原因〉

  • 腕の中の体温と冷たい布団との温度差
  • 急な体勢の変化が刺激となる
  • まだ深い眠りにつけていない

このような原因から背中スイッチが発動してしまい、抱っこからおろすと起きてしまいます。
また、自力で寝る力が足りていない低月齢の赤ちゃんは背中スイッチが発動しやすいです。

そのため抱っこじゃないと寝ないことが多くありますよ。

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんへの対策

赤ちゃんのお昼寝時間、抱っこじゃないと寝ない日々が続くと気持ち的にしんどくなります。
また、ママの手が腱鞘炎になってしまうことも…。

抱っこ紐を使っている場合は、ママの肩や腰に負担がかかったりもしてしまいますよね。

そこで抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんへの対策を紹介しますので是非試してみてくださいね。

抱っこ以外の寝かしつけ方法を紹介

寝かしつけは抱っこでしかしたことがないあなたへ、抱っこ以外で寝かしつけする方法を紹介しますので試してみてくださいね。

〈抱っこ以外で寝かしつけする方法〉

  • 添い寝をして耳元で赤ちゃんと呼吸を合わせる
  • 頭や眉間をさする
  • やさしく背中をトントンする
  • おくるみで包んであげる

〈添い寝をして耳元で赤ちゃんと呼吸を合わせる〉
赤ちゃんはママの声や体温、心音などでとても安心します。

そのため、赤ちゃんと添い寝をして、目を合わせてあげたり、身体に触れてあげたりするだけで寝る子も多いですよ。

さらに、赤ちゃんの呼吸のタイミングに合わせて耳元でスースーと寝息のようにささやくと効果絶大です。

〈頭や眉間をさする〉
頭を優しくなでたり、額や眉間をさすると目を閉じやすく眠りを誘いますよ。
眉間をやさしく円を描くようにクルクルとなでてみるのもよいですね。

〈やさしく背中をトントンする〉
添い寝をしながら背中をトントンしたり、さすってあげます。
その他にも、手や足をやさしくにぎにぎしてあげるなどのボディタッチも温もりを感じられるので有効ですよ。

〈おくるみで包んであげる〉
ぐずったり泣いている場合はおくるみやタオルで包んであげるのも効果的です。
おくるみはお母さんのお腹の中にいた時の体制と似たような感覚になり、安心します。

そのためおくるみに包んであげることで泣き止むことも多く、布団に寝かせた時の目覚め防止にもなりますよ。

背中スイッチを発動させないおろし方を紹介

どうしても抱っこでしか寝ない場合にはおろすときに背中スイッチを発動させない方法を紹介します。
是非、こちらを試してみてくださいね。

背中スイッチを発動させない方法

  • 布団をあたためておく
  • ママと密着したままゆっくりと布団におろす
  • 腕枕で一度寝かせてからゆっくりとはずす
  • 横向きに寝かせてあげる

〈布団をあたためておく〉
ママの腕の中と布団の冷たさの温度差を小さくするために布団を温めておくことは効果的ですよ。
お布団を温めるのが難しい場合は、毛布を敷いておくとよいでしょう。

〈ママと密着したままゆっくりと布団におろす〉
ママから離さず、ぴったりくっついたままゆっくりと布団におろすのも効果的です。

〈腕枕で一度寝かせてからゆっくりとはずす〉
抱っこしたまま腕枕のような状態になり、ママも一緒に布団に横になることで赤ちゃんが起きにくくなりますよ。

  1. 赤ちゃんを腕枕している状態を少しキープ
  2. 赤ちゃんがしっかり寝たのを確認
  3. 少しずつ抱いている腕を抜く

この順番でやってみると赤ちゃんが起きずにおろすことができる可能性が高いので試してみてくださいね。

〈横向きに寝かせてあげる〉
横向きの体制は赤ちゃんが心地よい「Cカーブ」をキープできます。
真横を向かせて背中にクッションなどをおき、急に仰向けにならないように支えてあげると良いですよ。

まとめ

  • 赤ちゃんが抱っこでないと寝ないのはママの抱っこはとても心地が良いことがあげられる
  • 抱っこからおろすと起きてしまうのは背中スイッチが原因
  • 抱っこ以外に寝かしつける方法として、添い寝や頭や眉間をさすることで寝かしつけることができる
  • また、背中をやさしくトントンしたり、おくるみで包んであげることも有効
  • 背中スイッチを発動させないためには布団をあたためておいたり、腕枕で一度寝かせてからゆっくりとはずす
  • ママと密着したままゆっくりと布団におろしたり、横向きに寝かせてあげることも有効

抱っこして寝かす時期は今だけです。
しかし、実際抱っこじゃないと寝てくれないと終わりが見えない気がして疲れてしまいますよね。

今回紹介した寝かしつけ方法や、背中スイッチが発動しない抱っこからのおろし方も是非参考にしてみてくださいね。