【赤ちゃんが神経質で寝ない】寝てくれない6つの原因と対処法

赤ちゃんが寝てくれなくて困っていませんか?

・寝たと思って寝かせたら背中スイッチ発動
・少しの物音で起きる
・頻回な夜泣き

原因として挙げられるのは・・・

①オムツの不快感
おしっこやウンチで汚れている。その他にオムツかぶれや、オムツのサイズやゴムが気に入らない。
②室温、湿度が適していない
赤ちゃんは暑くても寒くても泣きます。
③体調不良
熱がある、鼻詰まり、吐き気、腹痛など。
④空腹
母乳やミルクが足りなくて泣くことがあります。
⑤寝不足
なかなか寝付けず泣きます。
⑥情緒的な問題
寂しいやかまってほしくて泣くこともあります。

やっと寝たと思ったらまた泣いて、気付けば1日が終わっていたり。
夜中も頻回に泣かれると寝不足になり辛いですよね。

実は私は4児の母親で、現在も育児の真っ最中です。
4人いても毎回泣き声ではイライラするし、慣れることもないと思います。
外出すると周りの目も気になり、こちらが泣きたくなりますね。
私の体験や学んだ知識をもとに対策を紹介したいと思います。

①オムツの不快感の対策

まず、頻回なオムツのチェックです。
敏感な子はオムツの締め付けも嫌がります。
最近のオムツは汚れると色が変わるサイン付きのものが多いので分かりやすいです。
オムツかぶれもチェックしてみましょう。

「さっき見た時は何もなかったのに…」
少しの刺激ですぐに肌荒れをおこします。
あまりにも酷い時は小児科、皮膚科を受診しましょう。
休診日でやっていない時はドラッグストアなどに赤ちゃん用のかぶれ対策グッズが売っているので、チェックしてみましょう。

②室温、湿度が適していない

夏は26~28°C、冬は20~23°Cの室温を保つようにしましょう。
湿度は50%~60%が良いと言われています。
赤ちゃんは体温調節が自分で上手く出来ず、大人とは異なります。
エアコンは特に乾燥するので加湿器を使用するなどして、調節しましょう。
また、エアコンの風が直接当たらない場所に寝かせてあげると良いです。
寝る時にはスリーパーを使用すると布団をめくっても安心です。
上着を着すぎると篭もり熱で発熱することがある為、注意しましょう。

③体調不良

母乳で育てている赤ちゃんは病気になりにくいと言われていますが、全く病気にならないということではありません。
私も母乳で育てていたのですが、生後1ヶ月で風邪をひき、発熱もしました。
上の子にうつされてしまったのですが、とても心配でした。

赤ちゃんが風邪をひくと鼻詰まりや鼻水が目立ちます。まずは自宅で鼻吸い器などを使用して様子を見ます。あまりにも酷い場合は中耳炎などの心配があるので、小児科、耳鼻科を受診して下さい。痰切りなどのお薬が処方された場合は眠くなるものもあるので休ませてあげましょう。

次に咳についてです。
咳が出ると夜も眠りにくく、中には嘔吐してしまうこともあります。
いつもと違う咳をしている場合は早めに小児科を受診して下さい。
気管支を広げる薬、テープタイプが処方された場合、赤ちゃんの手の届かない所(背中など)に貼り、誤飲に気をつけましょう。
寝る時に少し上半身を起こしてあげると軽減されることもあります。
授乳クッションに寝かせてあげるのも良いです。
是非試してみて下さい。

吐き気や嘔吐で起きる場合もあります。
吐物で窒息しないように横向きに寝かせてあげましょう。
こんな時はペットシーツを布団に敷いたり、手持ちがついた手桶にオムツをかぶせたり、色々な工夫をすれば片付けが楽になります。

熱が上がる時にも寒気などで不快に思います。
また、高熱が出る時に熱性痙攣など異常がないか観察します。
昔は汗をかくと解熱するから布団をたくさん使って暖かくした方が良いと言われていましたが、逆に暑くて熱が上がることもある為に注意しましょう。

⑤寝不足

お母さん、お父さんも寝不足で辛くなりますが、赤ちゃんも同じように寝ていないのでもちろん眠たいです。
眠たくて泣いている場合は、抱っこしてトントンしていれば寝ることが多いです。
赤ちゃんが産まれて間もない場合、入眠時の儀式を作っておけば成長と共に眠りやすくなり、赤ちゃんとのスキンシップにもなります。
我が家の場合はお気に入りのぬいぐるみや布があり、それらにとても助けられました。
お気に入りの音楽も作っておくと便利です。

⑥情緒的な問題

日中の刺激や、寂しい、かまってほしくて泣く場合があります。
育児に家事、最近は在宅ワークも増えてきています。
その中でなかなかゆっくり赤ちゃんと向き合う余裕がないかもしれません。
寝不足も重なっているから余計に気持ちにゆとりがなくなりますね。
そんな時は赤ちゃんの周囲に危険がないか確認してから別室で深呼吸などして落ち着きましょう。
それから対応すると少しですが落ち着くことが出来ます。
後追いが激しい子はお母さんが離れただけで泣きます。
「待っててね」と一声かけてあげて下さい。

最後に夜泣きです。
新生児期は頻回に泣きますが、成長とともに体調不良がなくても夜泣きして寝てくれない子もいます。
寝心地が悪いのか、日中の刺激なのか、その時の赤ちゃんは寝ぼけていることが多いです。
私も様々な方法を試しましたが、諦めて1回起こしてみて気持ちを切り替えることや、ドライブが効果的でした。

初めての育児にはみんなとまどうもの

初めての育児は特に、分からないことだらけでとても不安になります。
産後間もない場合は身体も辛い中での育児は大変です。
家事は最低限にしておいて、部屋が散らかっていても今は手を抜いても良いと思います。
そしてパートナーの理解、協力も必要です。
お父さんが休みの日は赤ちゃんをみてもらって、お母さんはお昼寝するなど、少しでも休息をとって下さい。
お父さんがどうしても忙しい場合は両親や友人を頼ってみても良いかもしれません。
地域によりますが、子育て支援をしている所は多くあります。
子育て支援センターに連絡してみて話を聞いてもらうだけでも
気持ちがスッキリします。

まとめ

大人の気持ちは赤ちゃんに伝わると言われています。
お母さんの気持ちがしんどくなってからでは遅いです。
周りに甘えて、発散方法を見つけて楽しく子育てが出来たら良いですね。