【赤ちゃんの深い眠りのサインとは?】見わけて楽々!寝かしつけのコツ3選を紹介します!

赤ちゃんの寝かしつけ問題。

赤ちゃんが眠そうなのに、なぜか全然寝てくれない!
寝たと思ったら、すぐ起きる!
布団に置いたら、泣いて起きてしまう…

初めての育児では特に、寝かしつけに悩むママも多いのではないでしょうか?

私もとても苦労しました!

眠い息子を抱っこするものの、上手く寝付かずグズグズ。
やっと寝たと思って置いたら、その瞬間泣き始める…
息子は、超高性能の背中スイッチの持ち主でした!

布団に置けず、延々と抱っこ…
いやいや、泣きたいのはこっちだよ!

寝かしつけが上手くいかないと、何もできないですよね。
食事やトイレもままならず、ストレスも溜まります。
ずっと抱っこを続けて腱鞘炎になった、という話もよく聞きます。

でも、ちょっとしたコツをつかむことで、寝かしつけが劇的に楽になるんです!

まずは、赤ちゃんの「睡眠事情」と「深い眠りのサイン」について解説します。
この2つを知っているかどうかで、寝かしつけの成功率が全然違ってきますよ!

最後には、深い眠りに入った赤ちゃんを「布団に置くときのコツ」を紹介します。
私と同じように、抱っこでの寝かしつけに悩むあなたにもきっと役に立つので、ぜひ試してみてください。

知って納得!赤ちゃんの睡眠事情

ぐっすり眠っていると思ったら、あっという間に泣いて起きる赤ちゃん。

ママもなかなかまとめて寝られませんよね。
細切れ睡眠とは聞いていたけどここまでとは…と驚くママも多いと思います。

そこには、赤ちゃん特有の睡眠サイクルが関係しています。

赤ちゃんは眠りが浅い

睡眠は、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返します。
このうち、赤ちゃんはレム睡眠の時間が、大人より長いと言われています。

また、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが短く、睡眠中に何度も繰り返します。
サイクルごとに目を覚ますわけではありませんが、お腹が空いてしまうなどで、どうしても細切れ睡眠になってしまいます。

レム睡眠は、記憶や感情を整理する時間です。
脳の発達に必要な時間だと思えば、赤ちゃんの眠りが浅くても大らかな気持ちで見守れますね。

体内時計が未熟

昼夜問わず、寝たり起きたりする赤ちゃん。
体内時計が未熟なので、寝るのも起きるのも短いサイクルで繰り返します。

体内時計ができあがってくるのは、生後3~4ヶ頃。

朝は明るい場所で過ごし、夜はお風呂に入って暗い場所で眠る。
お昼寝をしたいようだったら、寝かせてあげる。

こうして生活リズムを整えることで、体内時計を育てるお手伝いをしてあげてください。
成長するにつれて、だんだんとサイクルも長くなっていきますよ。

見極め大事!深い眠りのサイン

赤ちゃんは、眠りに入るときも大人とは違います。

深い眠りに入る前に、浅い眠りの段階があります。
この浅い眠りは15~20分ほど続きます。

だから、赤ちゃんが寝付いたと思ってすぐに布団に置こうとすると、起きてしまうのですね。

抱っこでの寝かしつけは、ママも疲れるので、すぐに布団に置きたくなります。
ですが、ここで焦ってはいけません。
赤ちゃんを布団に寝かせるには、この深い眠りに入ったタイミングで置くことが大事なんです!

でも、深い眠りってどんな状態?
どのタイミングで置いたらよいか分からない!

ただでさえ眠りの浅い赤ちゃん。分かりづらいですよね。

そんなあなたに、赤ちゃんの深い眠りのサインと、それを見わける方法をお伝えしていきます。

深い眠りに入っているかを見極めるには、赤ちゃんをよく観察する必要があります。

例えば…

・口がポカーンと開いている
 舌の先が、上あごにくっついています。顔の力が抜けて無表情になります。
・手足がだらんとぶら下がっている 
 力が抜けていて、手を握ってもフニャフニャと柔らかくなります。
・物音に反応しない 
 音を出してみても、身体が動かない状態です。
・寝息が深くなる 
 静かにゆっくりと、スース―という寝息を立てます。

こういった様子が見られたら、深い眠りのサインです。

私はよく、眠った息子を抱っこしたまま、ティッシュ箱を机に落としてみる、ドアを閉めてみるなど音を立ててみていました。

ビクッと動いたり首を振り振りするなら、まだ眠りが浅い証拠。
反応しなくなったら、ぐっすり寝ているサインです。

ここをしっかり見極めれば、寝かしつけ完了まであと一歩です。

残すは、最難関の「赤ちゃんを起こさず布団に置く」ミッション。
ここで失敗すると、また振出しに戻ってしまいます。

失敗を繰り返すと、ママのダメージは半端ありません!

ここからは、赤ちゃんを起こさずに、布団に置くコツを紹介します。

最終関門!赤ちゃんを布団に置くコツ3選!

ママたちを悩ませる、赤ちゃんの背中スイッチ。
これを作動させずに布団に置くことが、最難関のミッションです。

ポイントは、ママの抱っこが心地よい赤ちゃんに、布団に置かれたことを気付かせないこと。
そのために知っておきたいコツは、こちらの3つです。

布団を温めておく

温かいママの腕から、冷たい布団へ。
温度差を感じるとビックリして起きてしまいます。
事前に、湯たんぽなどで布団を温めておいてください。

そのまま寝かせられるクッションを使って抱っこし、寝かしつけるのも手です。
直接赤ちゃんを抱っこするよりも、クッションを挟むことでママも楽に感じますよ。

Cカーブをキープする

抱っこでの寝かしつけをすると、赤ちゃんの身体は、Cカーブの形になりますよね。
赤ちゃんは、このまぁるい体勢が心地よいとされています。

抱っこされている状態と同じ体勢のまま置くために、クッションや布団で形を作っておきます。
柔らかいタイプのクッションだと、赤ちゃんが沈んでしまったり窒息の危険性があるので要注意です。
Cカーブをキープできる形状の、赤ちゃん用のクッションを使うのもおすすめです!

置いた瞬間に手足を握る

反射で手足がバタバタ動くと、自分にビックリして起きてしまいます。
布団に置いたら、動かないように数秒手足を握ってあげてください。

おくるみやバスタオルに包んで抱っこし、そのまま置くのも良いですね。

背中スイッチと格闘していた私も、この3つを実践したら、かなり楽に布団に置けるようになりました!

ダメ押しの一工夫!

赤ちゃんを置くときは、「お尻を最後に」置いてみてください。

「背中スイッチ」と言われますが、実は「お尻」の方が敏感なようです。
上半身を先に置いて、最後にお尻を着地させます。
最後までお尻を持ってあげて、ゆっくりと手を抜くと高確率でそのまま寝てくれます!

少しの工夫ですが、効果は抜群です!
ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

ここまで、赤ちゃんの寝かしつけについてお伝えしてきました。
まとめると、ポイントは3つ!

・赤ちゃんなりの睡眠事情がある
・赤ちゃんが深い眠りに入ったタイミングを見極める
・抱っこされた状態と同じような環境で、布団に置く

赤ちゃんを布団に置くときのコツも紹介しましたので、ぜひ試してみてください。
あなたと赤ちゃんの鉄板パターンが決まれば、寝かしつけがぐんと楽になります!

赤ちゃんを布団に置くことに成功したら、あなたは束の間の自由を手に入れられます!
趣味でリフレッシュするのも良いし、お昼寝してゆっくり休むのも良いですね。

寝かしつけのストレスから解放されて、赤ちゃん育児がさらに楽しくなりますよ!

色々試したけど今回は上手くいかない…
そんな時もあると思います。

赤ちゃんも、ママの抱っこに安心しているのですね。
赤ちゃんを感じながら、抱っこしたまま過ごす時間も、良い思い出になりますよ!