「う~ん…ヴ~~!」
え!!これ赤ちゃんの声!?
スヤスヤ寝ているはずの赤ちゃんからこんな声が…!
夜や明け方にうなり声が続くと、気になって寝られませんよね。
赤ちゃんも苦しそうだし、ママもゆっくり休めず疲れやストレスが溜まってしまいます。
私も、初めて赤ちゃんのうなり声を聞いたときは、ナニゴト!?とびっくり。
小さなオジサンみたい、とつい笑ってしまったのですが、段々心配になってきました。
どこか苦しいのかな?
どうやったら、うなり声がおさまるの?
この記事では、私と同じように、赤ちゃんの「うなり」に悩むあなたの疑問や心配を、解決していきます!
結論から言うと、赤ちゃんが寝ている時にうなる主な原因は「体の仕組み」にあります。
体の発達とともにおさまっていくことがほとんどなので、安心してくださいね。
原因が分かっても「何もできない、どうしてあげたら良いか分からない」という状況が、ママには一番ツライ!
原因別に対処法も紹介するので、この記事を読み終わる頃にはあなたもスッキリするはずです!
赤ちゃんとママの快適な睡眠をゲットするため、ぜひ最後まで読んでくださいね。
赤ちゃんが「うなる」3つの原因とその対処法
原因① 眠りが浅い
赤ちゃんが寝ている時にうなる原因の一つは、赤ちゃん特有の睡眠サイクルにあります。
睡眠は、「レム睡眠(浅い眠り)+ノンレム睡眠(深い眠り)」のセットを繰り返します。
このうち、赤ちゃんはレム睡眠(浅い眠り)の時間の割合が多いのが特徴です。
さらに、大人は90分おきに繰り返しますが、赤ちゃんは40~60分という短いサイクルで繰り返します。
つまり、赤ちゃんの眠りはもともと浅い!
赤ちゃんがうなるのは、この眠りが浅くなった(レム睡眠)タイミングです。
・無意識に声が出ている
「眠りが浅いけど、まだ完全には目が覚めていない」ときに起こる反射運動。
・夢を見てうなっている「寝言泣き」
赤ちゃんは話すことができないので「うなり」として現れる。
どんな夢を見ているか気になりますね(笑)
個人的には、体内記憶と同じくらい、赤ちゃんに聞いてみたい記憶のお話です!
子どもは大きくなっても、なかなかユニークな夢を見ます。
赤ちゃんがお話しできるようになったら、ぜひ耳を傾けてあげてくださいね。
さて、赤ちゃんの「うなり」が、この睡眠サイクルによるものなのか、別の原因によるものなのか、よく観察してみましょう。
静かに見守ってあげるだけで、大丈夫です。
そのうち、また眠りにつくことが多いと思います。
声をかけてしまうと、目が覚めて自分で寝付くことができません。
(私はこれを知らず、慌てて息子をすかさず抱っこ!
まさかそれが、息子の睡眠を邪魔していたなんて!
息子が寝るのが思いっ切り下手だったのは、そのせい…?)
とは言え、寝ているはずの赤ちゃんがうなりはじめると気になりますよね。
赤ちゃんがまた眠りにつくまでの時間が例え5分程でも、とても長く感じるもの。
でも、ママもそのうち慣れます!
パターンが分かってくると落ち着いて見守ることができますよ。
どうしても気になる時は、赤ちゃんを起こさないよう軽くトントンするなどして落ち着けてくださいね。
原因② 母乳やミルクの飲み過ぎ
母乳やミルクを飲み過ぎて、うまく消化ができずにうなっている可能性もあります。
赤ちゃんは満腹中枢が未発達なので、与えられた分だけ飲んでしまいます。
ですが、胃や腸もまた未発達なので、一度に沢山飲んでしまうと上手に消化できません。
赤ちゃんは一生懸命うなることで、全身に血液をめぐらせて消化を進めようとがんばります。
特に夜中や明け方は胃腸の機能が落ちるので、「うなり」が激しくなることがあります。
体重増加や吐き戻し、でべそに心当たりがあれば、飲み過ぎが原因だと考えられます。
実は、息子のうなりの原因はこれでした!
私は、「なんか急に丸くなってない?」とパパに言われて初めて気が付いたんです!
ずっと一緒にいるのに、初めての育児に必死で、我が子の急成長に気が付かず…。
ママだと気が付きづらいという落とし穴もあるので、あらためてチェックしてみてくださいね。
特に、吐き戻しされると「出た分また飲ませなきゃ!」と思いがちです。
ですが、消化が追いつかずに吐き戻している場合もあるので注意が必要です。
原因③ お腹にうんちやガスが溜まっている
赤ちゃんは腹筋が弱く、うんちを出すのも一苦労です。
腸が発達してうんちを溜められるようになりますが、それを出すのに頑張っていきみます。
このいきみが「うなり」として聞こえることもあります。
お腹がスッキリすれば、うなりもおさまってくるはずです。
以上、睡眠が浅いこと、母乳やミルクの飲み過ぎ、お腹にうんちやガスが溜まっていることが、赤ちゃんがうなる主な原因です。
対処をしてもおさまらず、また次のような場合は、小児科で診てもらってください。
・発熱、咳、鼻水
・呼吸が苦しそう
・ぐったりして、母乳やミルクを飲もうとしない
・ずっと頻繁に苦しそうにうなっている
まとめ
ここまで、赤ちゃんが寝ている時にうなる3つの原因と、対処法についてお伝えしてきました。
ポイントは、
・赤ちゃんの「うなり」は生理的な現象であることが多く、発達とともにおさまっていく。
・赤ちゃんの様子をよく観察する。
・原因によって、見守ったり、不快を取り除くお手伝いをする。
赤ちゃん育児では、このような心配事が次々と起こります。
成長とともに解決する事がほとんどですが、ママにはその度に心配になりますよね。
大事な我が子ですもの!
初めての育児では特に、思ってもみなかったことが起こり戸惑うのも当然です!
気になる場合は、寝言泣きでも抱っこしてみるのも良いし、小児科へ行って安心するのも良いと思います。
そうやって、悩みや疑問は一つ一つ解消していけば大丈夫!
原因や対処法が分かれば、自信をもって赤ちゃんと接することができます。
ママも気持ちにも余裕ができ、赤ちゃん育児がさらに楽しいものになるはずですよ!