【いつから楽になる?目安は何ヶ月?】知らなきゃ損!赤ちゃん育児の苦/楽を示す3の倍数の法則

赤ちゃん育児はとても大変。
赤ちゃんは可愛いけど、大変なものは大変です。

「一体いつになったら、楽になるんだろう?」
多くのママが、一度は考えることです。

特に初めての育児で大変なのは、先の見通しが立たないこと。

・赤ちゃん育児の大変は、いつまで続くの?
・どういう風に、楽になっていくの?
・いつまで大変さに耐えられるか不安…

赤ちゃん育児を頑張るママには、いつか「楽になる」という担保が必要です。
それが、いつからなのか。
とても重要なポイントです。

(そりゃそうです。出産直後から始まる育児…ママたちは頑張り続けているのですから。)

育児の中で、赤ちゃんが1歳になるまでを一つの区切りとして考えるママも多いと思います。

確かに、1歳になるまでは特に大変!
ただ、それまでずっと大変が続くと思うと、とてもしんどいですよね。

そこで、この記事でご提案するのは、この1年間を、3ヶ月ごとに区切って考えること。
赤ちゃんの成長過程を見ていくと、区切ること、できるんです!

3ヶ月ごとに、赤ちゃんにどんな成長が見られるのか?
・ママにとってどんな大変なことが起こり、どう楽になっていくのか?

これを知らずに1年間、悶々と過ごすのは勿体ない!
楽なことも、楽に感じられなくなります。

赤ちゃんとの関わり方を含めて解説していきますので、最後まで読んでみてください。
この先の育児がイメージできるようになり、楽になるタイミングも見えてくるはずですよ。

赤ちゃん育児の苦/楽を示す3の倍数の法則

「3の倍数の月齢ごとに、楽になる」
「3の倍数の月齢ごとに、大変になる」

こんな言葉を聞いたことはありませんか?
一見、反対のことを言っているように聞こえますが、実はそうとも言えません。

生後3、6、9ヶ月。
この月齢が、赤ちゃんが大きく成長する節目にあたるからです。

変化があれば、楽になることもある反面、大変なこともあります。
大変なことを乗り越えると、少し楽になる。
その繰り返しが、この相反する言葉を表しています。

月齢は目安ですし、3の倍数に科学的な根拠があるわけでもありません。
でも、多くのママが赤ちゃん育児をしてきた中で、そう実感しているのは確かです。

【体がしっかりしてくる】生後3か月

生後3ヶ月頃の赤ちゃんには、次のような成長が見られます。

・首がすわる
・ハンドリガード(自分の手を発見!)
・クーイング(声を出すように)
・一度に沢山飲めるようになる

ママにとって大変なこと

・とにかくよく泣く
よく泣き、ずっと抱っこをしたり、あやし続けるのが大変な時期です。

泣く原因として、メンタルリープ(ぐずり期)などが考えられますが、はっきりしたことは分かっていません。

夕方になると泣き始める黄昏(たそがれ)泣きをする赤ちゃんもいます。
何をしても泣き止まず大変ですが、成長過程の一つなので見守ってあげてください。

ママが楽になること

・お世話が楽になる
赤ちゃんの体がしっかりしてきて、ママもお世話に慣れてきます。
首がすわると、縦抱きができて抱っこも楽になります。
・生活リズムが整ってくる
授乳間隔が空いたり、一定になってきます。
夜は少しまとまって寝るようになります。

まだまだ、頻回授乳や昼夜逆転の赤ちゃんもいます。
少しずつ生活リズムを整えていきましょう。

生活リズムを整えるポイント

・朝は早く起きて光を浴び、昼間はお散歩や体を動かしてあげて遊ぶ。
・夜は、同じ時間帯にお風呂に入り、暗く静かな部屋で寝かせる。

お散歩で気分転換ができたり、赤ちゃんが表情や声で反応してくれるようになると、精神的に楽になります。
寝不足が少し解消されたり、抱っこの負担が減ると、肉体的にも楽になります。

これだけ多くの変化が起こる生後3ヶ月は、やはり大きな節目。
赤ちゃん育児が「楽になる」タイミングと考えても良いでしょう。

【自分で動けるようになる】生後6ヶ月

生後6ヶ月頃の赤ちゃんには、次のような成長が見られます。

・寝返りやずりばいができるようになる
・少しおすわりができるようになる
・離乳食が始まる
・歯が生えてくる

ママにとって大変なこと

・自分で動くようになり、目が離せない
転落や誤飲の危険性が高まる時期です。
安全対策を始めましょう。
・人見知りが始まる
身近な人を認識していることの証拠でもあります。
人に会ったり出かけたりするのが大変ですが、一時のものです。
・夜泣きが始まる
まとまって寝るようになったかと思ったら、突然のギャン泣き!
これも一時のものですが、長く続く場合もあります。

夜泣きはママも寝不足になるので、特に大変!
ご近所への迷惑なんかも気になりますよね。

ママが楽になること

・一時保育を使える
多くの施設で一時保育を使えるようになります。
用事があったりリフレッシュしたいときに、利用してみてください。
・遊びのバリエーションが増える
いないいないばあや触れ合い遊びに喜ぶので、遊びに張り合いがでます。
歯が生え始めた赤ちゃんには、歯固めが大活躍!

一時保育を利用して、自分の時間を過ごすこと。
赤ちゃんの表情が豊かになり、様々な反応を見せてくれること。
こうしたことで、精神的にゆとりが出きます。

【心も身体も急成長】生後9ヶ月

生後9ヶ月頃の赤ちゃんには、次のような成長が見られます。

・ハイハイやつかまり立ちができるようになる
・手先が器用になる(おもちゃで遊んだり、手づかみ食べが可能に)

ママにとって大変なこと

・より一層、目が離せない 
ますます行動範囲が広がり、好奇心旺盛に。
安全対策を強化して、見守りましょう。
・後追いが始まる
ママを特別な存在と認識している証拠でもあります。
成長過程の一つなので、出来る範囲で寄り添いましょう。
・成長の個人差が大きくなる
出来ることが増える分、個人差も出てきます。

成長の月齢が目安だと知っていても、不安になってしまうのがママ心。
 
私も、息子がハイハイをせず「赤ちゃん ハイハイ しない」なんてよく検索していました。
結局ハイハイを始めたのは10ヶ月を過ぎてから。
今になって思えば、1~2ヶ月なんて誤差の範囲!
でも当時の私にとって、その1ヶ月はとても長かった…!
 
心配なら、地域の保健師さんや小児科の先生などに相談してみてください。
一人で思い詰めることはないですよ。

ママが楽になること

・生活リズムが大人に近づいてくる
まとまって寝る時間が長くなり、食事も一日三食になります。
食べる物も、大人から簡単に取り分けができるように。
・一人遊びができるようになる
自由に移動できるようになり、1人であちこち探検するようになります。
気になるものがあれば、少しの間夢中で遊ぶことも。
・まねっ子や、やり取りができるようになる
「パチパチ」
「ちょうだい」「どうぞ」
など、言っていることを理解して、真似をするようになります。

赤ちゃんのまねっ子遊びはとにかく可愛いので、ママも癒されること間違いなし!
私は、パパが仕事の時に息子に一芸をしこんでは、披露していました(笑)
いつもてんやわんやな私にも、そんな余裕が出てくる頃でした。

こうして、少しずつ手がかからなくなっていく実感を得られる9ヶ月。

大変だけど、時間が解決してくれる。
大変だけど、赤ちゃんの成長の過程の一つ。
大変だけど、落ち着いて楽になるタイミングが必ず来る。

ママは、これを身を持って経験してきたので、育児もだいぶ楽になったと手応えを得ているはずです。

この記事を通して、赤ちゃんが1歳になるまでの育児をイメージできること。
それが一番のポイントです。

まとめ

赤ちゃんは、生後3、6、9ヶ月に急成長する!
成長に伴い、大変なことも、楽なこともある!
その繰り返しで、着実に、楽になっていく!

「楽になる」と言うのは、単に手がかからなくなるということではありません。
そこには、赤ちゃんの成長に対する期待と喜びがあります。

「なんか大変な時期かも…」と思ったら、赤ちゃんの様子をよく観察してみてください。
それが、成長のタイミングかもしれません。

そう考えれば、余裕を持って見守ることができますね。