赤ちゃん育児では、楽しいことも大変なことも沢山ありますよね。
私の印象では、赤ちゃんが1歳になる頃までは、大変なことの方が多かったです!
あなたはどうですか?
この寝不足はいつまで続くんだろう…
赤ちゃんが成長するにつれて楽になると思ったのに、全然落ち着かない!
そう考えることはありませんか?
赤ちゃんの成長とともに、大変なことも変わってきます。
ずっと大変が続くと思うと、ママのモチベーションを保つのも難しくなりますよね。
「育児はいつかは楽になる」
「過ぎてしまえばあっという間よ」
と、先輩ママたちは言うけれど…
私は「今が大変すぎて無理なのー!」
と心の中で叫んでいました(笑)
とにかく手がかかるのは、3歳頃まで。
その中でも特にハードな新生児期~1歳までの「育児の大変」は、少し特別です。
2歳以降に起こるイヤイヤ期などには、成長につながる働きかけができます。
でも、1歳までに起こることには、効果的な働きかけがほとんどできません。
基本的にはその都度対処して、成長を見守ることになります。
ですが!だからこそ!
ママの気の持ちようや対処次第で、気楽に乗り切ることもできるのです!
ここからは、1歳までの「赤ちゃん育児に起こる大変なこと」についてお伝えします。
対処法やママの心構えなど「気楽に乗り切るためのヒント」も紹介していきますので、参考にしてください。
私と同じように大変な育児に困っているママ
一番大変な時期を、乗り越えようと頑張るママ
可愛い赤ちゃんとの時間を楽しく過ごしたいと願うママ
そんなママへのエールとなるよう心を込めて書いていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
赤ちゃん育児に起こる大変なこと
新生児期
赤ちゃん、生まれてきてくれてありがとう!
と、感動に浸る間もあったような無かったような…
交通事故に相当する!?とも言われる出産後すぐから、育児がスタートします。
産後回復する間もなく、また急激に身体が変化する中での育児は、思った以上にこたえます。
悪露や授乳の痛み、さらに寝不足が追い打ちをかけます。
また、か弱い新生児のお世話はとても気を遣います。
初めての赤ちゃんなら尚更です。
頻回授乳にオムツ替え、沐浴、着替えも抱っこするのも、おっかなぴっくり。
お世話の仕方が合っているか、と不安にもなります。
こうしたことから、ママは心も身体もとても大変な時期だと言えます。
~6ヶ月頃(自分で動くようになるまで)
新生児期を過ぎると、精神的に少し辛い時期が来るかもしれません。
というのも、周りの人の手が離れ、赤ちゃんと二人きりで過ごす時間が増えるからです。
少しずつ可愛い笑顔を見せてくれるようになりますが、まだまだ意思疎通はとれません。
なぜ泣いているのか分からない、全然泣き止まない、ずっと抱っこ…
そんな赤ちゃんと四六時中一緒にいて、やることは山のようにあります。
抱っこでなきゃ寝てくれないなど、寝ている間でさえ自由がないことも。
赤ちゃんと一緒なのに、なぜか孤独を感じる…
と、精神的な辛さを感じるママが多くいるのが、この時期です。
~1歳頃(自分で動くようになってから)
ズバリ!これです。
この成長スピードの早いこと…
目に見える成長の時期でもありますが、とにかく手も目も離せません。
この時期に見られる赤ちゃんの成長は、主にこちらです。
・寝返り、おすわり、立っち、あんよ
・離乳食が始まる
・人見知り、後追い、夜泣き
これほどの変化が短期間で起こります。
ママにとっても喜ばしい反面、対応するのも一苦労です。
常に気を張っていないといけないのが、特に大変な時期です。
気楽に乗り切るための3つのヒント
冒頭でも書きましたが、1歳までの赤ちゃん育児では、効果的な対策や働きかけができません。
その中でも、ママが気楽に乗り切るためのヒントは、こちらの3つです。
周りの人に頼る
家事も育児も、できるだけ周りの人に協力してもらってください。
私は初めての育児で気負い過ぎ、これができずに苦労しました。
大事な赤ちゃんを人に任せるなんて!全部自分でやらなきゃ!と…
なんと、パパにも頼めない始末。
おかげで、育児=ママがやるのが当然となり、後が大変!(現在進行形です苦笑)
どうか、私と同じ失敗をしないように、パパを大いに頼ってくださいね!
周りに頼れる人が居ない場合は、自治体や民間のサービスを利用しましょう。
また、家事や育児だけでなく「話し相手になってもらう」こともおすすめです!
赤ちゃん育児中は、「大人と話す」ことのハードルがとても高くなります。
今日誰とも話してない、なんてこともよくあります。
誰かに話を聞いてもらうと、リフレッシュになります。
パパでも良いし、友人との電話や、子育て支援センターの人でも良いですね。
便利グッズを活用する
ただでさえ手が足りない育児なので、使えるものは使っていきましょう!
特に便利グッズが活躍するのが、赤ちゃんの安全対策です。
動き出した赤ちゃんは、とにかく危なっかしい!
予期せぬ動きに、ママも精神をすり減らしながら守ります。
安心して見守れるように、便利グッズを活用してください。
コーナーガードやベビーゲートを設置する
転倒対策にマットを敷き詰める
など、家の中はどんどん赤ちゃん仕様になっていきます。
転倒した時に頭を守ってくれるヘッドガードもあると安心です。
また、離乳食にも便利グッズを取り入れてみてください。
離乳食は、調理から食べさせてあげ、後片付けまでやると超重労働!
調理家電や、食べこぼしを簡単に片づけられるエプロンやマットなどが便利です。
これも私の失敗談ですが、なぜか離乳食は手作りじゃないといけないと思い込んだ私。
寝る間も惜しんで、一から全部作っていました。
赤ちゃんが食べてくれないと、せっかく作ったのにと落ち込みイライラ…
そんなことなら市販のものでも良いのに、と思いますよね。
離乳食に苦労した!と思っていましたが、自分のせいだと気付いたのは最近です。
ちなみに育児は頑張るものの、家事は手抜きしまくっていたのでご安心ください(笑)
だって、全部完璧になんて無理です!
多くのママは、どこかしらで手を抜きながら育児をしています。
自分の譲れない部分、人や道具に頼れる部分、上手に使い分けてみてくださいね。
一人の時間を作る
言葉で意思疎通が取れない赤ちゃんと二人きりで過ごすと、想像以上に息が詰まります。
ですが、ママにとって、赤ちゃんと離れるというのは簡単なことではありません。
大事な赤ちゃんを育てなければという責任感があるからです。
それでも、大変な時には一人になる時間を作ってください。
パパが休みの日には赤ちゃんをお任せして、近所で買い物をするだけでも気分転換になります。
赤ちゃんとパパの絆を深める時間にもなりますよ!
託児や一時預かりを利用するのも手です。
私はよく、自分以外に赤ちゃんのことを分かっている人が身近にいればな…と考えていました。
赤ちゃんがどんな性格で、何が好きで、どんなことに喜ぶのか。
プロの目で見て教えてもらうと、育児の味方が増えたような気がしますよね。
ワンオペママには、特におすすめです!
これもママの仕事なのだと、意識して一人時間を作ってみてくださいね。
まとめ
ここまで、赤ちゃん育児の一番大変な時期を、気楽に乗り切るためのヒントをお伝えしてきました。
・家事も育児も、周りの人に頼る。一人で抱え込まないことが大事!
・便利グッズを活用する。手を抜けるところは抜いて大丈夫!
・一人の時間を作る。赤ちゃんとママ自身のために!
こうしたことを続けながら、あとは赤ちゃんの成長を気長に待ってあげてください。
育児の大変さは「手がかかる→目をかける→気にかける」と変化していくと言います。
大変の中にも、沢山の喜びが溢れているのが「手がかかる」赤ちゃん育児です。
この時期を、少しでも楽な気持ちで乗り切ることができたら、赤ちゃんの健やかな成長にもつながります。
その後の育児も、きっと余裕をもって乗り越えていけるはずですよ!