【赤ちゃんがずっと発声】「うーうー」の謎を解く3つのポイント

あなたは、こんな『悩み・疑問』を抱えてませんか。

『まだ生まれたばかりの赤ちゃん。最近何だか、言葉を発しているよう何だけど、、、こんなに早く発声するものなのか、、、』
『何を言っているのか、わからなくてどうしたらいいのか、、』
『他の赤ちゃん、ママはどう対応しているの、、?』

たとえば

・「アー」「ウー」などずっと発声
・機嫌良く過ごしている時に、よく聞こえる
・ママやパパを見ると急に、発声する
・誰もいないけど、1人でなにか言っている

私の実体験した話です。
長男が生後2ヶ月半の頃、いつも通りおむつを変えていました。
すると私を見ながら急に『ウー』と、明らかに泣き声ではない声で話しかけてきたんです!笑

昨日まで、私をジーっと見つめたり、
たまにニコッと笑う瞬間が見れたり、
眠って、起きてを繰り返す事しか出来なかったうちの子が!

(私に話しかけているの!?)

と、初めて泣き声以外の声を聞いたので、
驚きと、嬉しさが混じって

(えっ!?えっ!?)
と私も子育ては初めてだったので、本当にびっくりしました!笑

初めてのわが子の成長は、思いがけなく突然で、ママも戸惑ってしまいますよね。
その赤ちゃんの発声、、、実は『クーイング』と呼ばれているんです。
今回は、その『クーイング』の謎を解く、3つのポイントを一緒に学びましょう。

赤ちゃんの「クーイング」って何なの?意味はあるものなの?

限られた時期にだけ赤ちゃんが発声するもの

生後数ヶ月の赤ちゃんが発する「アーアー」「ウー」「アーウー」など、母音のような音の事をクーイングと言います。
舌を使わない赤ちゃん独自の発声方法です!

では、赤ちゃんは一体何の為にクーイングしているのでしょうか。

気持ちを訴えているのではなく、口から出る音を楽しんでいる

クーイングをするのは、口やのどなど「声を出すのに必要な器官」が発達してきた証拠です。
泣き声とは違って、何らかの意思を示そうとする声ではありませんが、赤ちゃんの機嫌が良くて、くつろいでいる時などによく、出る声です。
赤ちゃんが自分の口から音が出て、遊んでいると思って良いでしょう。

(うちの子は、自分の出したクーイングに驚き、泣いたりもしていました!笑。ご機嫌だったり、驚いたりと、赤ちゃんのクーイング観察は見ていて面白いですよ!笑)

クーイングは別名「プレジャーサイン」とも呼ばれているそうです。
英語のpleasure(プレジャー)の意味は「喜び」や「楽しみ」です。
赤ちゃんがクーイングを始めたら、「ご機嫌なんだな」と微笑ましい姿を楽しみましょう!

似ているようで違う「クーイング」と「喃語(なんご)」

「クーイング」と「喃語(なんご)」は非常に似ている赤ちゃん特有の言葉です。
混同してしまう事も多いですが、この2つにはちゃんと違いがあります。

「クーイングは母音のみ」で「喃語は多音節」

クーイングは「アー」「ウー」など母音1音だけなのに対して、
喃語(なんご)は「だーだー」「ぶーぶー」など、多音節からなる音のことをいいます。

クーイングに慣れてくると1つの音だけではなく、「だだ ばば」など、多音節の声を出す様になるそうです。
クーイングと喃語は、一見似ているようで異なります。
最初は決まった音のみの発音ですが、さらに赤ちゃんの成長が進むと「ぱ行」「ば行」のような破裂音や濁音も発声するようになります。

(うちの子も、クーイングで会話をしていくうちに、いつの間にか『ぶーぶー』と発声出来るようになっていました!笑
赤ちゃんの成長は、本当にあっという間で驚きます!!)

クーイングと喃語の違いがわかってくると、言葉の発達が進んでいることに気づくことが出来ます。
喃語との違いを楽しみながら、赤ちゃんとの会話を大切にしていきましょう!

「クーイング」はいつ頃から始まるの?いつまで続く?

クーイングをしないけど大丈夫?
クーイングをしていたが、最近は突然しなくなったけど大丈夫?

祝!赤ちゃんがクーイングを始めました!

クーイングは、早い赤ちゃんなら生後1ヶ月ぐらいから始まります。
一般的には生後2~3ヶ月ぐらいから始まり、実際に言葉を喋り始める一歳頃までには終わります。
その後は、「ママ」「パパ」「マンマ」などの簡単な言葉(喃語)を発声するようになります。
ただし、クーイングの続く期間、終わる時期には個人差があります。

うちの子は、クーイングをする気配がなくて不安

クーイングをする、しないには個人差が大きいです。
クーイングは全ての赤ちゃんがするわけではありません。
クーイングの時期が長い赤ちゃんもいれば、喃語だけしてすぐにしゃべり始める赤ちゃんもいます。

・「うちの子は、クーイングをしないから成長が遅いのかもしれない」
・「言葉を話せなかったらどうしよう」

不安になる方もいると思いますが、個人差があります。
赤ちゃんのペースでゆっくりしっかり成長しようと頑張っているのです。
パパやママも、焦らずに辛抱強く、見守りましょう。

赤ちゃんがクーイングをしなくても、パパやママが赤ちゃんに向かってお話したり、歌を歌ったり、絵本を読んであげたりすることで、赤ちゃんも一緒になって発声する可能性もあります。

「クーイングは、赤ちゃんの成長過程でコミュニケーションをする力を養うために行うもの」です。
大切なのはパパやママが、常に赤ちゃんとコミュニケーションを取るように習慣づける事ですよ。

急にクーイングをしなくなって、不安

「赤ちゃんがクーイングをしなくなった」
そんな時もあせらないで大丈夫です。
これまではよくクーイングをしていたのに突然しなくなったら、パパやママは不安になりますよね。

『クーイングには個人差が大きい』
クーイングの頻度は赤ちゃんの個性も大きく影響します。
クーイングや喃語が無く、1歳を過ぎると突然に言葉を話し始める子もいる程です。
まずは、個性を見守るつもりで赤ちゃんの様子をみましょう。

パパやママは、赤ちゃんに歌いかけたり話しかけたり豊かなコミュニケーションを取り、楽しい時間を過ごすようにしてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、言葉の発達は促されますよ!

クーイングが始まった時のパパやママの対応の仕方

手足をバタバタさせて「アーウー」と声を出す

赤ちゃんがクーイングを始めたら、その声に対応して同じトーンで話しかけてあげましょう。
クーイングは、赤ちゃんがパパやママに親しみを込めて話しかける行為ですよ。

赤ちゃんからのメッセージ(クーイング)は、素晴らしい成長です!
難しく考えずに、「アー」には「アー」と!「ウー」には「ウー」と!まずは、オウム返しをしてみましょう!

他にも

・赤ちゃんの名前を読んであげる
・「お話上手ね!」と声をかける
・「楽しいね!」と声をかける

など、パパやママもニッコリしながら、赤ちゃんをたくさん褒めてあげましょう。
すると赤ちゃんは、
『パパ、ママが自分の声に対して何か言ってくれた!』
と感じ、どんどん声を出すようになりますよ。

(一生懸命に話すわが子がとても可愛くて、、子供と会話できたみたいで楽しいですよ)

クーイングとそれに対するパパとママの反応は『赤ちゃんとの会話』の始まりです。
表情豊かに赤ちゃんと一緒にお喋りしてみましょう!

まとめ

以上がクーイングを知るための3つのポイントでした。

私も、クーイングの存在を知るまでは、
「部屋には、赤ちゃん1人なのに1人で喋ってる、、」
「また壁や天井に向かって、話しているけど。見えないものが見えたりするの?」泣

と、疑問と不安がありましたが、クーイングを知れて

『これは赤ちゃんの成長の証なの!?嬉しい!』
と思えて、赤ちゃんと過ごす日々がもっともっと、楽しくてワクワクになりました!

あなたも、赤ちゃんとの初めての会話をオウム返しで楽しんでみてください。
そして、クーイングの次にある、喃語へのステップも楽しみですね!