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赤ちゃんがハイハイを始めた半年~1歳くらいまでの間は、自分で動き回れるようになることで活発になります。
『何だろう?』と興味を持った物を確認するために「舐めたり」「噛んだり」します。
赤ちゃんを抱っこしていると、ママやパパの服の、肩の部分を舐めたり、パーカーの紐を噛んでいたりしませんか?
寝返りをして遊んでいても
赤ちゃん用のブランケットを舐めていたり、
周りの物を手に取り、舐めたり噛んだりする行動が
赤ちゃんにはたまに見られます。
この赤ちゃんの行動を見て、
「まだお腹が空いているのかな?」
「母乳がちゃんと出てなくて、足りていないのか」
「何か赤ちゃんなりに伝えたいことでもあるのか」
などと、パパやママも不安になってしまう事もあるでしょう。
赤ちゃんがパパやママの服を舐める度に何度も服を着替えたり。
そんなことで悩んでいるパパやママもいるでしょう。
ですが、この記事を読めばあなたは、
『赤ちゃんの「舐める・噛む」の行動を、身の回りの色々なものを体験することは赤ちゃんの成長に必要だ!と感じ、優しく見守れるようになります』
赤ちゃんが舐めたり噛んだりする理由
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今回は、赤ちゃんが舐めたり噛んだりする理由。
その対処法と向き合い方について、5つのテーマに分けてお話ししていきます。
「舐める・噛む」というのは大切な行為
赤ちゃんは自分に出来る動作を楽しんでいます
赤ちゃん自身は、何となく口に入れているだけかもしれませんが、
「舐める・噛む」という行為は赤ちゃんの成長にとってはとても重要なものです。
赤ちゃんの「舐める・噛む」の理由として1番多いのは
・『歯で噛む感覚を楽しんでいる』
・『唇で舐める感覚を楽しんでいる』
ということです。
唇や舌には感覚器官が集中していて、
そこに刺激があると気持ち良いと感じる事も理由です。
赤ちゃんや、小さい子供はさまざまな刺激を求めて、
それを楽しむことがありますから、
その行動の一環と考えられると思います。
(私たち大人も食べ物を噛む時に噛みごたえがあると、
美味しいと感じたり、食べごたえのある物をわざと選んだりしますよね。
私は、ハードグミと呼ばれる硬い食感のグミが大好きでよく買ったりします。
私たちと同じ感覚で赤ちゃんも、物を口に含んで楽しんでいるのでしょう!)
私たち大人は、
物を見れば「硬そう」「柔らかそう」などと
どう扱ったらいいかなどを認識することができます。
しかし赤ちゃんは、まだその判断が出来ません。
赤ちゃんは「舐める・噛む」
という行為で楽しみながら確認しているところです!
触ったり、舐めたりを繰り返しながら
体を刺激して試しながら、
赤ちゃんも学んでいるのです!
赤ちゃんの「舐める・噛む」は、大人の「よく噛んで食べる」に代わる行為
赤ちゃんの口を動かす行為は、脳の動きを活性化させるとも言われています。
まだ食べ物を噛んで食べることが出来ないような、歯の生えていない赤ちゃんでも、『よく噛んで食べる』に代わる行為をしていると考えれば納得いくのではないのでしょうか。
また、赤ちゃんが暇と感じたり、手持ち無沙汰でそういう行動に出る、ということもあります。
そして、『赤ちゃんの成長は無限大です!!』
「舐める・噛む」の行為を始めたら
『うちの子も成長しているのね!』
と素直に喜び、色々な刺激を与えてあげましょう!
赤ちゃんの行動は、何気ないようで、実はすごく意味のある行動だったりするんです。
舐める・噛むを始めた赤ちゃんには「歯固め」を
何でもお口に入れてしまう時期だからこそ、『歯固め』がおすすめです。
歯固めにも色々な種類がありますが、購入するときにおさえておきたいポイントは2つです。
『素材に注目する事』
柔らかさや弾力性を重視する方には、シリコンや天然ゴムで出来たアイテムがおすすめです。
自然な風合いがお好みの方には、木製の歯固めがピッタリです。
しっかりと噛むことができ、木の温もりも感じられます。
木製を選ぶ際は、赤ちゃんの口や手が傷つかないように、角がなく丸みを帯びた形になっているか確認しておきましょう。
『お手入れのしやすさで選ぶ事』
歯固めは赤ちゃんが毎日、口に入れるものなので
お手入れが簡単に出来て、清潔な状態を保てるアイテムがおすすめです!
お手入れ方法は歯固めによって異なりますが
・食洗機に対応しているか
・煮沸や薬液消毒ができるか
・洗った後はすぐ乾くか
など。
お手入れのしやすさを確認しておくと、パパやママも安心できると思います。
危険なものは手の届かない場所へ
何かと口に入れたがるようになった赤ちゃんには、舐めても大丈夫な、安全な材料で出来たおもちゃを持たせてあげましょう。
パパやママは、
「美味しのかな?」
「ずっと舐めているね。気に入ったのかな?」
などと、赤ちゃんに声かけをしながら見守りましょう。
ただし、それと同時に注意する事も必要となってきます。
のどに詰まる可能性のあるおもちゃや、細かい部品が取れてしまうおもちゃなどは、あらかじめ遠ざけておきましょう。
赤ちゃんの行動は予測不可能です。
赤ちゃんの目線で室内のものをくまなくチェックして、危険なものは手が届かないような高い場所に置きましょう!
目安として、
「トイレットペーパーの芯を通るサイズ(直径約38mm以下)のものは、のどに詰まらせる危険性がある」
と言われています。
おもちゃはもちろん、ボタン電池やお金、ママのピアスやヘアピンなど、細々とした日用品の管理には十分気をつけてください!
我が家は、3人の息子がいますが5歳の長男はレゴブロックが大好きでよく遊んでいます。
1歳の弟が誤ってブロックを口に入れてしまわないように「部屋を分ける」などして、兄弟の遊ぶスペースを確保しています。
パパやママが気をつけていても、年の離れた兄弟がいると、クレヨンやパズル、ビーズなど、赤ちゃんにとっては危険となるおもちゃはたくさんありますよね。
・「遊ぶスペースを分ける」
・「赤ちゃんが寝ている時間に行う」
などと、家族で話し合って
赤ちゃんとの生活を安全に保っていきましょう!
パパやママにできる事
赤ちゃんの舐めるや噛む行為は、赤ちゃんの成長にはとても重要で必要なこと、ということはご理解いただけたでしょうか。
私たち親としては、
「早く辞めさせたい、、、」
などと思ったりもしますが、赤ちゃんにとっては大切な成長過程の一つなんですね。
それに「何でも口に入れる・舐める時期」を上手く利用すれば、
『好き嫌いなく何でも食べられる子』
になる可能性もありますよ!
まとめ
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『赤ちゃんが満足いくまで舐める・噛むの行為をさせる』
ことです。
赤ちゃんにとって危険なもの以外は、思う存分欲しがるものを与え、赤ちゃんの口や脳を刺激させてあげましょう!
ママの服や身の回りのものを舐め回してこまったいる場合は、歯固めなどを利用して、赤ちゃんが気に入ってくれる『お口のお友達』を見つけてあげましょう!!
子育ては、次から次へと新しいことばかりで、不安や心配事も増えるかと思います。
赤ちゃんの成長を見守りながら、私たちパパやママも一緒に成長して行けたらいいですね!