赤ちゃんってやることがいっぱいあって忙しいときに限ってよく泣きますよね。
私も、不機嫌でずっと泣いてる息子を、どうしたらいいのかわからず、ずっと抱っこし続け、肩も背中も痛くて大変だった経験があります。
泣いたから抱っこしても、泣き止まない!
「結局なんで泣いてるの?」とママまで悲しくなってきてしまう…。
そして、抱っこしても全然泣き止まないので、抱っこせずに様子を見てみると、赤ちゃんの泣きは どんどんヒートアップしていき、今度は抱っこしてほしくて泣いていた…。
これは子育て中よくあることですよね!
ママでもなかなか赤ちゃんの気持ちを理解することは難しいです。
赤ちゃんの抱っこは、すぐに抱っこしたほうが良いときと、少し待っても良いときがあります。
ずっと抱っこしているのは辛いので、せめていつ抱っこしたらいいのかが知りたいそこのあなた!
是非この記事を読んで、赤ちゃんの気持ちを理解してあげてくださいね♪
赤ちゃんが抱っこしてほしいときに出すサインってあるの?
赤ちゃんは抱っこしてほしいときにどんなサインを出すのでしょうか?
新生児が出すサイン
生まれたばかりの赤ちゃんは泣くことでしか自分を表現することができないため、赤ちゃんの【泣く】というサインには主に3つの気持ちがあります。
それが、
「抱っこしてほしい」
「反応してほしい」
「ミルクが欲しい」
という気持ちを泣くことで表現しています。
そして泣くことで、それにママが対応してくれることにより、
赤ちゃんは泣くとママは抱っこしてくれることや、ミルクをくれること、反応してくれることを学んでいきます!
これは赤ちゃんにとって、とても幸せなことで、繰り返していくうちに赤ちゃんの心はより発達していきます♪
生後4か月から
生後4か月を過ぎ、首が座ってきたころから、ママは赤ちゃんと少しづつ意思疎通ができる!と感じることが多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの泣き方によって、おっぱいか抱っこかおむつが気持ち悪いのかなど、だんだん分かるようにもなってきますよね!
この時期では赤ちゃんが出せるサインは【泣く】ことが主なので、赤ちゃんが泣いたら何を欲しているのか見極めてあげることが大切です!
生後6ヶ月から
そして生後6か月を過ぎると今度は人見知りなどが始まります。
それまでは誰の抱っこでもご機嫌だった赤ちゃんが一気にママ以外の人が抱っこしたり、知らない場所や知らない人が多い場所に行くと泣き出します。
この場合は、赤ちゃんが頼りにできるのはママだけです!
赤ちゃんが不安がっているときには抱っこしてあげることが大切ですね!
また、もう少し月齢が上がってくると、抱っこしてほしいときには両手をママのほうへ差し出してくることがあります。
この場合は赤ちゃんがママに抱っこしてほしいと思っているサインなのでしっかりと抱っこしてあげてくださいね♪
赤ちゃんが抱っこしてほしいときってどんな時?待たせても大丈夫?
赤ちゃんも様々な感情があり、必死にママに訴えているのですね!
また、赤ちゃんが泣いているけれど手が離せないときや、抱っこしても全然泣き止まず、抱っこは少し待ってもらいたい時などありますよね。
そんな時に赤ちゃんに待ってもらっても大丈夫なのでしょうか?
待たせてもいい時の目安
心配なあなたに赤ちゃんに待ってもらってもいいときの目安を紹介します。
待ってもらいたいときには、できれば赤ちゃんに「~だから少し待ってね!」と伝えてあげたほうが良いでしょう。
ママが疲れている時など、赤ちゃんに待ってもらい、多少は泣かせていても大丈夫です。
しかし、その泣きが、本当に抱っこをせがんでいるのかは確認してあげることが必要です。
例えばお腹が空いている時や、おむつを替えてほしいなどの要求の時はすぐに対応してあげましょう!
赤ちゃんにとって抱っこはとても大切!
赤ちゃんとのスキンシップは、親子ともに「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
オキシトシンは「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」とも呼ばれているホルモンです。
オキシトシンは脳の中枢神経にはたらきかけて、相手を信頼したり、愛情を深めたり、愛着を形成したりする役割があります。
そのため、赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの肌に触れることによって、ママは赤ちゃんへの愛情がさらに芽生えていきます。
赤ちゃんをたくさん抱っこしてあげることは本当に大切ですね♪
抱き癖って本当にあるの?
昔のアメリカでは、 子どもに触れない育児法が推奨されていました。
その考え方が日本にも入ってきたため、一時期抱っこしすぎはよくないと、赤ちゃんが泣いていても抱っこを我慢する親たちが増えたようです。
しかし現在では、アメリカで抱っこやスキンシップを排除した子育てを推奨した結果、他人と良好な人間関係を築けない子や不安・抑うつの強い子が増え、成長してからも問題行動を次々と起こすようになってしまったといわれています。
そのため抱っこは親子の絆を強め、子どもの心理的な安定感を促す重要な行為であると、
今では抱っこやスキンシップなどの親子の触れ合いは子どもの成長にとって欠かせないものだとしています。
抱き癖など気にすることなく、可能な限りたくさん赤ちゃんを抱っこしてあげたいですね♪
ママの体に負担をかけず、赤ちゃんも快適な抱っこのポイント!
赤ちゃんが生まれ、首が座っていないころに、出産した病院の助産師さんなどに1度抱き方を指導してもらったきり…というあなた!
赤ちゃんの抱っこの仕方が自己流だとママにも負担がかかってしまいますよ。
ここではママの体に負担をかけずに、赤ちゃんの成長も妨げない、快適な抱っこのポイントを紹介します。
赤ちゃんを抱っこするときのポイントは4つあります。
・赤ちゃんの背中が丸くなっていること
・ママと赤ちゃんが体が密着していること
・ママが赤ちゃんの頭にキスできる高さで抱っこをすること
・赤ちゃんの足はM字になっていること
素手で抱っこするときも、抱っこひもを使うときもこのポイントを意識するだけでとってもラクになるので試してみてくださいね♪
番外編~おすすめ抱っこひも~
赤ちゃんを抱っこするときにエルゴなどの抱っこひもを使うことが多いと思いますが、私のおすすめはスリングです。
スリングで抱っこするだけで、赤ちゃんの背中は丸く保たれ、足はM字をキープすることができます。
また、寝かしつけの時などは、スリングに入れてゆらゆらしてあげるだけで、すぐに寝てくれました!
スリングから降ろすのもとっても簡単なので、寝た後にお布団におろしても失敗することがとても少ないです♪
歩き出して、歩きたい!でもすぐに疲れて抱っこ!の時期にも、とっても役に立ちました。私のベストオブ育児グッズです!
まとめ
今回は赤ちゃんが抱っこしてほしいサインとはどんなものがあるのか、また抱っこの重要性などを解説していきました。
抱っこは赤ちゃんにとってとても大切なものですが、泣いている限りずっと抱っこしないといけないということではありません。
時には、赤ちゃんに待ってもらうこともママが笑顔で育児するうえでは必要です!
両手を差し出してきた時には抱っこしてあげたり、他のもので落ち着きそうなときには、少し気をそらせて抱っこは少し休憩してみたりと、工夫も必要です。
是非今回紹介した快適な抱っこの方法も参考にしてみてくださいね♪