生まれたばかりの赤ちゃんがお家にやってきてから生後1ヶ月。
初めの頃は、赤ちゃんとの生活に慣れない事ばかりで、
ママは「とても大変」と感じていませんか?
「うちの子、授乳時間になっても中々起きないけど大丈夫?」
「ママは、こんなに睡眠時間が取れないものなの?」
「赤ちゃんが起きている間は、何をしてあげたらいいの?」
などと、次から次へと悩みや不安も出てくる事でしょう。
ですが、週を重ねるごとに、
少しずつ赤ちゃんとの生活にも慣れてきて、お世話にも自信がついてくるはずです。
この記事では、
【生後1ヶ月の赤ちゃん】の
「1日の過ごし方・生活リズムスケジュール」を詳しくご紹介していきます。
【生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムスケジュール】
(例)
■午前中
6:00 起床 (授乳、おむつ替え、着替え)
7:30 (おむつ替え、ゴロゴロタイム)
9:00 朝寝 (授乳、おむつ替え)
11:30 (授乳、おむつ替え)
■午後
13:00 (授乳、おむつ替え)
14:30 昼寝 (沐浴、授乳)
17:00 夕寝 (授乳、おむつ替え、ゴロゴロタイム)
20:00 (授乳、おむつ替え)
22:00 (授乳、おむつ替え)
24:00〜 (2〜3時間おきに授乳)
といった流れです。あくまでも例えですので、
赤ちゃんによっては、時間も回数も多少のずれは出てきます。
【生後1ヶ月の睡眠】
生後1ヶ月頃になると少しずつ起きている時間が増えてきます。
とはいっても、『2〜3時間おきに目覚めては泣く』といった流れです。
【生後1ヶ月の授乳】
(母乳のみの場合)
個人差がありますが、一度に飲む量が増えてくる頃です。授乳の間隔が3〜4時間程、空きます。
(母乳にミルクを足す場合)
まず、母乳を与え、足りない分をミルクで補うようにすると良いでしょう。
赤ちゃんの様子を見てもっと飲むようであれば、1回40〜60mlほどのミルクを与えてみてください。
(ミルクのみの場合)
個人差はありますが、1回100〜160ml前後を3時間おきに1日6〜8回与えるのが目安です。
【赤ちゃんが起きている時間の過ごし方】
■ 生後1ヵ月の赤ちゃんは、動くものを『追視』出来るようになります
赤ちゃんの起きている時間が長くなり、動きも活発になる生後1ヵ月は、
顔の周囲の筋肉が発達して、視力もついてきて、動くものを追視できるようになってきます。
仰向けに寝かせて、赤ちゃんの目の前で『音の鳴るおもちゃ』などをゆっくり左右・上下に動かしてみましょう。少しずつですが、目で追うようになります。
目の動きも発達するので、周囲を意識してみたり、動くものを目で追うこともあります。
【赤ちゃんが「追視」を始めたらパパとママにしてほしい3つのスキンシップ】
①読み聞かせデビュー
読み聞かせといっても、難しいことは1つもありません!
0歳児からの絵本も現在は多く販売されており、
「ばあ」「もこもこ」 といった、単語を繰り返すだけの絵本があるのです!
長い文章を読んだり、赤ちゃんに何か知識を付けさせる為の読み聞かせではなく、
パパやママと赤ちゃんが楽しみながらスキンシップが取れるような絵本をオススメします!
低月齢向けの「仕掛け絵本」などもありますので、
赤ちゃんが絵本を楽しめるようになってきたら、ステップアップしてみるのも良いですね!
読み聞かせは、赤ちゃんもパパやママの声で安心できますし、
成長するにつれて、読み聞かせに対して笑ったり、反応を見せてくれるようになりますよ!
絵本デビューは生後1ヶ月でも、早くありません!
②パパ、ママが歌ってあげよう
「子守唄」や「童謡」など、パパやママが幼い頃に聞いた歌を歌ってあげるのもオススメです!
「昔のことだから、思い出せないな〜」
というパパやママはYouTubeなどで検索してみるとたくさん出てきますよ!
1分程度の曲も多いので聞いているうちに、
思い出してきてすぐに歌えるようになっちゃいます!笑
ひなまつりの歌や、こいのぼりの歌、サンタクロースの歌などを聞けば
「懐かしい〜」
と思える歌もたくさんあります!歌が苦手なパパママも、大丈夫!!
赤ちゃんが求めているのは、音程なんかではなくパパやママとのスキンシップです!!
パパやママが赤ちゃんと楽しく過ごせる時間が作れたらそれで充分です。
③音のなるおもちゃで一緒に楽しもう!
生後1ヶ月の赤ちゃんにオススメするのは、「音のなるおもちゃ」です。
例えば、鈴が入ったおもちゃや、ビニール袋のような音のなるおもちゃなど
赤ちゃん向けの「音のなるおもちゃ」はたくさん販売されています。
購入しなくても、家にあるもので作ることもできるのが「音のなるおもちゃ」の良いところです。
【 自宅で作ってみよう! ペットボトルで作る「ガラガラ」】
飲み終わったペットボトルを綺麗に洗って、ビーズや鈴などを入れてキャップをしっかり閉めて、音のなるおもちゃを簡単に作ることが出来ますよ!
ですが、手作りのおもちゃで気をつけてほしいことは、『赤ちゃんの誤飲』です。
誤って赤ちゃんが、キャップを外したり、中のものを飲み込んでしまわないように
キャップとボトルをビニールテープで巻いたり、ペットボトルごと、フェルトで可愛く縫い付けたり、安全に使用できるように配慮が必要ですので、
ネットなどを参考にしながら、作成する事をオススメします!
お散歩デビューの前に『外気浴をしましょう』
1月検診を終えるのを目安にして、赤ちゃんに外の明るさもヵ体感させてあげるのも良いです!
生後1ヶ月の赤ちゃんのお散歩デビューの第一歩は、『外気浴』です。
天気の良い日に窓を開けることから始め、だんだんと外の空気に慣らしていくことをおすすめします。
生後1ヶ月は、ママの体力もまだ回復しきっていない頃なので、赤ちゃんとの外出は無理のない範囲で少しずつ始められると良いですね。
まとめ
赤ちゃんとの生活リズムを作る事は、始めから上手くいかないかもしれません。
しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんは、(まだ1日のほとんどを授乳と睡眠の繰り返し)で
パパやママが赤ちゃんに合ったリズムを掴んでそれぞれの『育児スタイル』を見つけることが出来ると、ママの心にも、余裕は出てきますよね。
それから、赤ちゃんが起きている時間の過ごし方で
『追視』が出来るようになった時には試して欲しい3つの事
① 読み聞かせ
②歌を歌う
③音のなるおもちゃで一緒に楽しむ
そして、お散歩デビューの前に外気浴をして
赤ちゃんにお外の風や日差しを少しずつ感じさせて慣らしていきましょう。
育児は、大変なこともたくさんあり、毎日試行錯誤の連続ですが、日々の赤ちゃんの成長を感じられると、とっても幸せですよ!
赤ちゃんとの生活ではやることがたくさんあるので、一日のスケジュールを決めて取り組みたいと考えるママは少なくありません。
しかし生後1ヵ月は、まだ赤ちゃんの生活リズムが整う時期ではないため、予定を気にしすぎないようにしましょう。
初めからスケジュールはあってないようなものと考えておけば、
穏やかな気持ちで赤ちゃんのお世話ができそうですね。
この記事を読んで生後1ヶ月の赤ちゃんとスムーズに楽しく過ごせたら、とても嬉しいです!
ママも産後間もないので、頑張り過ぎず家族に頼りながら育児を楽しんでみてくださいね!